様々な事情により家族と離れて生活する小さな子どもたちに寄り添いながら(アタッチメントの形成)、小規模グル-プケアと個別担当制の中で子どもの気持ちを大切にします。そして一日も早い家庭復帰に向けた支援をご家族と共に行っています。 またこれまでに培ってきた乳幼児期の子育てのノウハウを地域にも提供しています。

施設種別乳児院
名称真生乳児院
施設長數田 紀久子
定員30名 居室:6グループ(小規模グループケア含)
職種施設長・看護師・保育士・児童指導員・家庭支援専門相談員・個別対応職員・里親支援専門相談員・心理士・栄養士・調理員等
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真生乳児院 施設外観
理念
「愛を育む」

法人創立時の施設長矢野毅が残した墓碑には「人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。」(ヨハネの福音書 第15 章13 節)が刻まれています。
日本社会は、昔から愛によって家族や地域が成り立ち、社会が形成されていました。
しかし昨今、インターネットの普及を機に国際的なグローバル化の波が押し寄せ、良くも悪くも個のみが大切にされるような価値観が生まれ、他者を愛する気持ちがいささか蔑ろにされつつあります。
真生乳児院では、まずこの愛を大切にするため、人間の根源とも言える愛着形成に力を注ぎます。十分に愛された体験がその子どもの後々の人生に大きな影響力を与え、自分自身を愛することはもとより、自分が愛されたように他者を愛する気持ちが育まれるのです。
また愛され大切にされることは、個人を尊ぶ権利擁護そのものであり、大変重要です。個人を大切にし、愛を育むために家庭的環境を整えるのは社会的養護を提供する真生乳児院の当然の責務と考えます。

基本方針
  1. 少人数での家庭的環境を提供すると共に個別担当養育により子どものアタッチメント形成による自己肯定感を養う。
  2. ファミリーコンタクトの重要性を認識し、保護者と一緒に子育ての喜びが体験できるような育児指導により早期の家族再統合に努める。
  3. 地域の子育て中の家族が、健康的な子育てができるよう育児相談を始め、子育て講座、その他必要なプログラムを提供する。

私たちの取り組み

生活

毎日の生活を豊かに、そして笑顔溢れる日々を提供します。

養育

子ども一人ひとりに寄り添いアタッチメントを育みます。

家族再統合

家族と共に子育てを行い、一日も早い家族引取りを目指します。

心理ケア

必要な子どもや家族に遊びやお話を通して心の健康を図ります。

リフレッシュ事業

概ね3歳までのお子様の一時お預りサービスを実施しています。
お申込み方法など、詳しくは地域支援のページをご覧ください。

地域支援
関連サイト